新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策に向けての基本的な考え方
【1】ご利用の方(来所者)と職員の命と健康を守ることが何よりも最優先される。
【2】政府や自治体の方針を遵守し、感染拡大の防止に全面的に協力する。
【3】ご利用の方の「支援を受ける意志と権利」を尊重し、社会との「つながり」を守りぬく。
「支援を受ける意志と権利を守り、尊重する」とは、長期化する「新しい生活様式」の中でも支援を望む人々に適切な就労移行のための機会を提供し続けることである。また「新しい生活様式」が人々の孤立化・分断化等を招かないように、ご利用の方の「社会との適切なつながり」を確保することは、この事業の大切な任務である。
【4】来所者・職員本人だけでなく、それぞれの同居家族のリスクにも配慮する。 特に、同居家族に高齢者や基礎疾患(※)をもっている者がいる場合、感染したら重症化するリスクが格段に高くなることを強く意識する。(※)ある特定の病気や症状の原因となる病気。例えば、高血圧症・高脂血症・糖尿病等
【5】来所者や職員の生活と権利を守るために事業を継続することはとても大切である。ただし、 感染者を出してしまっては元も子もなくなる。従って、感染リスクを限りなくゼロにするための予防活動、衛生管理、努力、工夫を決して怠ってはならない。
【6】「感染予防」のためのガイドラインは必要不可欠で目的を達成する十分なものとし、職員のみならず、来所者にもガイドラインの理解と遵守をお願いする。
▪職員に、そして来所者にも、高齢者がいることは留意しなければならない。
▪感染リスクを低くするには、人と人との接触を減らすことが第一である。
▪「三密」を避ければ良いのではなく、「一密」さえも避ける。(密室・密集・密接)
▪ご利用の方同士の接触も減らすことに理解・協力していただく。
(来所中のマスク着用、向かい合っての会話をできるだけ避ける等)
【7】事業を継続する上での「感染予防対策」は、一時的に「地球温暖化対策」をも上回る。しかしながらこの対策が緊急避難であることを忘れてはならない。
▪「人と人」や「人と物」の接触を極力減らすために、環境対策として使用の抑制を図っている袋入り割箸やストロー、あるいは使い捨ての容器(コップ含む)等の使用を一時的に容認する。
▪清掃、消毒の頻度を多くすることで、ペーパータオルやゴミを小分けして入れるためのビニール袋(ポリ袋)の使用が多くなり、ゴミの量が一時的に増加することを容認する。
2020年5月28日現在 特定非営利活動法人シェアリング・ライフ
【目的】
◆事業所内における「新型コロナウイルス感染症対策」の成功は、当事業所をご利用の方の感染 拡大防止に向けた理解と協力が必要不可欠です。
◆「新型コロナウイルス感染症」の予防措置として、当事業所をご利用の方々にも従来と違うサ ービスの提供と成らざるを得ないことのご理解をお願いします。
【具体的施策チェックリスト】
1.入場制限事項の明確化と告知
「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大を防止するために、しばらくの間、以下の点を遵守の上、ご来所くださいますようお願いします。
《謝絶事由》
下記の症状のある場合など、来所の自粛をお願いします。
・発熱等の風邪の症状がある方。
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方。
・咳、痰、胸部不快感のある方
(医療機関によってアレルギーや花粉症など風邪以外が原因であるとの診断を受けた方を除く)。
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合や同居のご家族や身
近な知人に「新型コロナウイルス感染症」の感染が疑われる方がいる場合。並びに、過去 14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航 並びに当該在住者との濃厚接触がある場合。
・臭覚・味覚に異常があると感じている方。
2.来所後の依頼事項
・来所前に体温の測定をお願いします。
来所時には「チェックシート」に体温の記載をしてください。
(体温計は所内にも常備しています)
・来所時において、「手の消毒」をお願いします。
・昼食時や就業後には、「手洗い」を励行してください。
その際、可能な限り「手指消毒」も励行してください。
・事業所内では「身体的距離の確保」と近い距離での会話の自粛をお願いします。
・発熱等の風邪症状が生じた方は、帰宅を依頼するケースがあります。
(常備してある体温計により検温してください。)
・来所に際しては、マスク着用をお願いします。
(忘れた方は、備品がありますのでお申し出ください)
・夏季において一時的な緩和措置をとる場合がありますが、マスク着用を原則とします。
・「咳エチケット」を遵守してください。
・飲食時は、対面にならないようにし、できるだけ会話も控えてください。
・トイレは蓋を閉めて流すようにしてください。
手洗い後は「ペーパータオル」もしくは「個人用タオル」を使用してください。
3.「新型コロナウイルス感染症」対策として職員の接遇について
・職員は、マスク着用の上、感染予防に必要とされる「身体的距離の確保」の上、支援業務を遂行いたしますので、ご理解ください。
4.感染発覚後の連絡など
・本人及びご家族など濃厚接触の可能性のある方が「新型コロナウイルス」に感染した場合は、必ず連絡を入れてください。
・当事業所は保健所と連携を図ります。(その際、健康情報の取扱いについては、必要最小限の関係者に限るものとします。)
・当事業所は保健所との連絡担当者を決定し、保健所の指示による濃厚接触者の自宅待機、保健所の積極的疫学調査に備えます。
・保健所の指示等により、職場の消毒等が必要となった場合、陽性者の執務室・机・椅子・パソコン・電話等々の消毒を実施します。また、共用部分である休憩室(テーブル・椅子等)・ロ ッカールーム・トイレ等の消毒を実施します。
・発熱等の風邪の症状がある方。
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方。
・咳、痰、胸部不快感のある方
(医療機関によってアレルギーや花粉症など風邪以外が原因であるとの診断を受けた方を除く)。
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合や同居のご家族や身近な知人に「新型コロナウイルス感染症」の感染が疑われる方がいる場合。並びに、過去 14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航 並びに当該在住者との濃厚接触がある場合。
・臭覚・味覚に異常があると感じている方。
・電話連絡をお願いします。
・在宅支援体制の検討を行います。
・電話連絡をお願いします。
・在宅支援体制の検討をご家族も交え行います。
・公共交通機関をご利用の場合は、満員電車を避けるよう時差通所を心がけてください。
・自転車、自動二輪などのご利用もご検討ください。
・手洗いの徹底をお願いします。常備の洗剤・アルコール等をお使いください。
・マスクの着用をお願いします。お手持ちがない場合は、事業所より貸与します
1.電話面談
朝の定期電話・テレビ電話による朝礼のほか、個別に30分程度以上の電話面談を行います。
2.生活リズムの支援
朝の定期連絡のほか、定時連絡、日課・課題の提案・確認などを行います。
3.テレビ電話・ネット会議システムによる講習
希望者には電話連絡やテレビ電話(Skype)による面談のほか、ネット会議(Zoom)システムを用いた講義や講習などを実施します。
4.情報共有
朝の朝礼(定期連絡)および夕方の振り返りで情報を共有します。
以上のような支援を在宅のご利用者様に行っています。また、ご自宅にPCやネット環境がない方には、ノート・パソコンやモバイル・ルータの貸し出しも行っています。
詳しくは「在宅支援」のページをご参照ください
・睡眠、栄養、運動をしっかりと
・自分が受け取る情報をコントロールしよう
・ポジティブなストーリーを探そう
・メールや電話で「元気?」とメッセージを送ってみよう
・厳しい状況にある人たちに思いやりの気持ちと行動を
・命を救うため、私たちの暮らしを支えるために 頑張ってくれている人々に
・コロナウイルスに気をとられて 「本当に大事なこと」を忘れないように
・「コロナの先の未来」を考えよう
(イーズ未来共創フォーラム作成のポスターより引用)